スパイクメンテナンス

レポート

前回のブログで宣言したように、汚れを落とさずに20年以上眠っていたスパイクをメンテナンスしていきます。

まずは泥を落とすところから始めます。流石に20年前の泥は手強い相手でした。

ある程度泥を落としたところで、43度のお湯につけました。ブーツを丸洗いするときにはここで革用のクリーナーを入れますが、今回はお湯のみでスパイクをつけました。

この状態でしばし放置・・・

2~3時間経過したのちに様子を見てみると、お湯の色に変化がありました。

白い桶のお湯の色は明らかにやばいです。汚い水を流してさらにすすいで外で乾かします。

形を整えながら乾かすことで、潰れたアッパーの形を元に戻します。本来ならばシューキーパー等を入れて乾かしたいところですが、今回は新聞紙を詰めて乾かすことにします。

レザークラフトの技法のひとつにウェットフォーミング(革絞り)という技法があります。革を水で濡らして形を整える技法です。下記の画像のようなものです。本来は凸型と凹型の型を用いて行う技法ですが、今回は新聞紙で応用してみました。

一晩経ってもまだ濡れていました。完全に乾くまでさらに待ちます。

ということで今回はここで終わります。

次回は水洗いしたスパイクを磨き上げていきます。

Hasta pronto!

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